スマートリングのサイズは手持ちの指輪の号数で決めず、550〜1,000円のサイジングキットを先に買って夜に試すのが正解です。
- RingConn・OuraはUSサイズ、SOXAIは日本号数と規格がばらばら
- 指の太さは1日の中でも変わる。むくむ夜に試して決める
- 本体は原則サイズ交換前提の設計ではない。キット代は保険料として安い
スマートリングの買い物でいちばん多い失敗は、機種選びではなくサイズ選びです。数万円の本体を「普段の指輪が11号だから」で注文して、届いたらセンサーが浮く・関節を通らない——指輪と違って24時間着けっぱなしにする道具なので、この失敗のダメージは大きい。
この記事では、規格の違いと換算の目安、サイジングキットの正しい試し方、指の選び方までを一気に整理します。
なぜ指輪の号数で決めてはいけないのか
理由は3つあります。第一に、メーカーごとにサイズ規格が違うこと。RingConnとOuraはUSサイズ(6〜15など)、SOXAIは日本の号数(8〜26号)を使っていて、同じ「10」でも指す太さがまったく違います。
第二に、指の太さは一定ではないこと。指は朝と夜、気温、飲酒や塩分で膨らんだり縮んだりします。ジュエリーの指輪なら「今日はきついな」で外せますが、スマートリングは睡眠計測が本業なので、いちばんむくむ時間帯に外れないと意味がありません。
第三に、センサーの密着が精度に直結すること。緩すぎると光学センサーが浮いて心拍・睡眠データが乱れ、きつすぎると就寝中の圧迫感で着けなくなります。ジュエリーより許容範囲が狭いのです。
USサイズと日本号数の対応目安
それでも事前におおよその見当をつけたい人向けに、対応の目安を置いておきます。あくまで目安で、最終判断は必ずキットで実測してください(メーカーごとに実寸の作りが微妙に違います)。
| USサイズ | 内周の目安 | 日本号数の目安 |
|---|---|---|
| 6 | 約51.9mm | 11〜12号 |
| 7 | 約54.4mm | 13〜14号 |
| 8 | 約57.0mm | 16〜17号 |
| 9 | 約59.5mm | 18〜19号 |
| 10 | 約62.1mm | 21号前後 |
| 11 | 約64.6mm | 23〜24号 |
| 12 | 約67.2mm | 26号前後 |
サイジングキットの正しい試し方
各社ともプラスチックのダミーリングが入ったサイジングキットを用意しています。試すときのポイントは3つです。
①夜に着けて、ひと晩過ごす。指がいちばん膨らむ時間帯で「きつくないか」、朝の細い指で「スポ抜けしないか」の両方を見ます。1サイズで即決せず、候補2サイズを一日ずつ試すのが確実です。詳しくは「スマートリング、寝る時気になる問題」の記事でも書いたとおり、就寝テストが本番です。
②指は「利き手でない方の人差し指か中指」から試す。各社が推奨する計測精度の高い指です。関節が太く根元が細い指の人は、関節を通るサイズだと根元で回りやすいので、薬指も候補に入れてください。
③「少し余裕がある」側に倒す。センサーが皮膚に軽く触れていれば計測はできます。迷ったら、夜きつくならない方を選ぶのが長続きのコツです。
キットの入手方法 — 本体より先に、これだけ買う
RingConnとSOXAIはキットが別売りです(本体購入時にサイズが分からなければ、まずこれだけ注文する)。Oura Ring 5は本体注文時に無料のサイジングキットが先に届き、サイズ確定後に本体が発送される流れなので、別途購入は不要です。
キット代の550〜1,000円は、4〜6万円の本体をサイズ違いで無駄にしないための保険料です。機種そのものをまだ迷っている段階なら、4機種の総合比較と、サブスク無料2機種の一騎打ちRingConn×SOXAI比較から入るのが早道です。