PLAUDは録音→文字起こし→要約までアプリで完結するAIボイスレコーダー。本体27,500円〜+無料枠は月300分、超えるならProプラン年16,800円の2階建て。
- 迷ったら標準のPLAUD NOTE(カード型・★4.3/1,463件)
- 録音時間が長い・画面で確認したいならNote Pro(50時間・ディスプレイ付き)
- 議事録は任せてよい。決定と宿題の1行メモだけは自分の手に残すのが当サイトの推奨
会議で「書く係」をやめる人が静かに増えています。その代表格が、AIボイスレコーダーのPLAUD(プラウド)です。クレジットカードほどの薄い板をスマホの背面や胸元に付けて録音すると、文字起こしから議事録の体裁までアプリが仕上げてくれます。
シリーズの累計出荷は250万台。日本ではテレビCMも流れ、Amazonのボイスレコーダー売れ筋でも上位の常連になりました。この記事では、PLAUDが何をしてくれる道具なのか、機種と料金の全体像、そして当サイトらしく「記録を全部AIに渡していいのか」という論点まで整理します。
PLAUDは何をしてくれるのか
やることはシンプルで、録音・文字起こし・要約の3段階です。本体はワンタッチで録音を開始する専用機。録音データはスマホアプリに転送され、112言語対応の文字起こしと、話者の識別(誰が話したか)、そして議事録・商談メモ・講義ノートといったテンプレート別の要約までが自動で出てきます。
専用機ならではの強みは3つあります。①スマホと録音を分離できるので、会議中にスマホを触らずに済む。②バッテリーが録音専用に持つ(標準のNOTEで約30時間、Note Proで約50時間)。③スマホ通話の録音に対応していること。カード型のNOTEはMagSafeでスマホ背面に貼り付け、振動から通話音声を拾う設計で、通話派の営業職に支持されてきました。
機種と料金の全体像 — 本体+サブスクの2階建て
PLAUDの費用は本体価格とサブスクの2階建てです。まず本体は現行4機種。
| 機種 | 形状 | 定価(税込) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| PLAUD NOTE | カード型(厚さ2.99mm・30g) | 27,500円 | 標準機。MagSafeでスマホ背面に装着、対面・通話の両対応。レビュー母数が最大(★4.3/1,463件) |
| PLAUD Note Pro | カード型+小型ディスプレイ | 30,800円 | 新フラッグシップ。録音50時間・5m収音・対面/通話の自動切替・録音状態を画面で確認できる |
| PLAUD NotePin | ピン型(クリップ・ネックレス等) | 27,500円 | 身に付けるウェアラブル型。立ち仕事・移動が多い人向け |
| PLAUD NotePin S | ピン型(17.4g) | 28,600円 | NotePinの軽量版。対面録音のみ(★4.6) |
そのうえで文字起こしのサブスクが乗ります。無料のスタータープランで月300分。足りなければProプラン(年16,800円・月1,200分)、上限なしのUnlimitedプラン(年40,000円)という構成です。
目安として、月300分は1時間の会議が週1回強のペース。会議が週2〜3回あるならProプラン前提で、初年度の総額は本体と合わせて4.5万円前後を見ておくのが現実的です。逆に「週1の定例だけ」なら無料枠で回り、本体代だけで済みます。買ってからプランに悩むより、自分の録音時間を先に見積もってから買うのが失敗しない順番です。
「記録を手放すと、聞くことに集中できる」は本当か
PLAUDの宣伝文句の核はここです。書く係から解放されれば、議論そのものに集中できる——実際、発言を一言一句メモする作業から解放される価値は大きく、網羅的な記録はAIに任せるのが合理的だと当サイトも考えます。
ただし、認知科学の観点では留保が1つ付きます。記録・記憶・判断を外部の道具に預けることは認知オフロードと呼ばれ、便利さと引き換えに「自分の頭に残らない」性質があります。自分の手で書き出す行為には記憶への定着を助ける働きがあり、紙のタスクカードの記事で紹介した通り、書き出すこと自体が頭の整理と入眠にすら効きます。全部をAIの議事録に預けると、会議が終わった瞬間に「何が決まったか」も他人事になりやすいのです。
そこで当サイトの推奨は分業です。網羅的な記録(誰が何を言ったか)はPLAUDに任せる。決定事項と自分の宿題だけは、その場で自分の手で1行メモする。これなら書く係の重労働は消え、頭に残すべき芯だけが自分に残ります。
買う前の注意3つ
①総額はサブスク込みで見積もる。本体2万円台の買い切りに見えて、ヘビーに使うなら年16,800円が乗る2階建てです。まず無料の300分で自分の使用量を測ってから課金判断をする、の順番が安全です。
②録音は相手に伝えるのがマナー。会議や商談での録音は、冒頭に「議事録用にAIレコーダーを回します」と一言伝えるのが基本です。無断録音は関係を壊すリスクのほうが大きく、当サイトとしても勧めません。
③検索結果には類似品が混ざる。AmazonでPLAUDを検索すると、よく似た名前・形状の別ブランド品が並びます。買うときは出品者が「Plaud公式ストア」になっているかを確認してください(この記事のリンクは公式ストア出品を確認済みです)。